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脱毛とはどのようなものか?歴史や様々な種類について

脱毛とは体毛を自分の意思によって体から除去することで、身だしなみあるいは美容的観点から行われます。

脱毛にはさまざまな方法があり、ワックスを利用したものやレーザーを利用したもの、針を利用したものなどさまざまで、女性が行う行為というふうに思われがちですが、近年では男性が行うことも少なくないです。女性の世界的な脱毛の歴史は、考古学的には2万年ほど前から鋭利な石器や貝殻などを利用して削り取るようにして剃っていたと推測されています。紀元前4世紀から3世紀頃から脱毛剤は存在していてさまざまな香りの香料を混入した粘り気のあるペースト状の油脂や澱粉(でんぷん)を肌の上で転がして行われており、現代においても宗教の関係上、体毛を洗浄するという意味で婚姻の際の花嫁に用いられています。

古代ギリシャやローマでも女性は体毛の除去を行っていて、紀元前70年から30年ごろにはプトレマイオス朝の埋蔵品の中に、青銅製の剃刀が存在していて砂糖や蜂蜜、蜜蝋を練ったものが使用されていました。一方男性は、ローマ時代ごろから髭を剃るようになり、顔面を初めとして体毛を除去することは、高貴な地位を表すステータスシンボルとして行われてきました。日本における脱毛の歴史は平安時代にまでさかのぼり、表面が滑らかで二枚貝のハマグリの外縁部分を使用して、ひたいの生え際を整えるために脱毛をしていました。

ちなみに額の生え際の何らかの脱毛処理は、13世紀頃の英国でも行われており、女王の肖像画からは脱毛の存在を推し量ることができます。江戸時代の中期以降になると、髭を含めた体毛全般が嫌われるようになり、眉毛を抜いて薄くしたりしていました。これを「かったい眉」として粋を競い合うことが流行し、男湯限定で常備されていた毛切り石という軽石や貝を擦り合わせて、削り取るようにして、すね毛やわき毛、陰毛、尻や肛門周辺の体毛を除去していました。当時はふんどし姿でいることが多く、その時に見えている体毛が嫌われていたためこのような脱毛が流行ったと考えられています。一方で、女性も男性と同じように脱毛をしていたが、特に遊女は石を使った方法だけではなく、線香の先で焼き切るという方法も取り入れていました。

現代では文明の発展により、あらゆる最先端機器の導入したことで、より簡単で安全な脱毛を行うことができ、美を意識しているという観点では、今も昔も全く変わっていないということが分かります。脱毛に効果があるのは毛の成長期だけで、毛と毛根が離れている退行期と休止期に対しては効果がないです。そもそも毛とは爪と同じように肌の角質層が変化してできた皮膚の一部で、主成分はタンパク質の中でも硬く硬度のあるケラチンです。発毛のサイクルは成長期、退行期、休止期となっていて、個人差はありますがサイクルは約三週間ほどです。

脱毛はこの成長期を狙って行う為、退行期や休止期の毛が成長期に変わるのを待って、数回にわたって施術していくのが一般的です。同じ人でもこの成長のサイクルにはばらつきがあり、間隔をあけて何度も行うことによってだんだんと毛の総数が減っていき、脱毛したという実感をえることができます。このよう医療クリニックやエステサロンでの成長期をピンポイントに狙って脱毛する方法が一番効果的ですが、その場しのぎや短期間の除毛なら自己処理でも十分対応することができます。

自宅で行える自己処理には、電動シェーバーを利用して脱毛する方法や、脱毛専用のワックスを皮膚に塗る方法、強引な方法であれば脱毛専用のテープを貼り、それを剥がすことによって毛を除去できたりします。脱毛にはさまざまなトラブルも発生することが多いですが自分に適した用途を選び、効率よく脱毛を行うと良いです。脱毛には様々な種類の方法があり、それぞれにメリットやデメリットが存在します。

脱毛と聞いて最も想像しやすい方法は、専用の光やレーザーを照射して毛を除去していく方法でエステサロンや医療クリニックではこのような方法で脱毛をしています。エステサロンなどで行われている光脱毛は、黒色に反応する光線で毛根や毛乳頭を処理する方法で、キセノンフラッシュ光線と特殊偏光フィルムによって、一瞬だけ発光させて毛根にアプローチします。

レザー光線を使用している機器と原理は同じですが、レーザー光線よりも波長が長く複合波長光線によって、多様な毛質や毛の深さに対応し光線が脱毛処理部分にきちんと届くようになっています。医療クリニックでは、医療レーザー脱毛というものを行なっていて、エステサロンで行われているものに比べるとかなり威力があります。

レーザーが黒っぽい色に反応する特徴を利用していて、メラニン色素に当たったレーザーが熱によって毛根の周りの細胞が損傷することによって毛の再生を抑制します。また、レーザーは一度に複数の毛を処理することができるので、電気脱毛などに比べてスピーディで、施術回数の減少による短期間での脱毛が可能です。医療クリニックのエステサロンでの脱毛は似ているようで、実は大きな違いがありお金を払ってより安全で簡単に脱毛をしたいのであれば、医療クリニックをお勧めします。

医療クリニックとエステサロンの1番の違いは、資格を持っている専門の医師が在中しているかどうかという点で、エステサロンは医療資格がなくても開業することができますが、医療クリニックは専門知識の研修などを受けた資格を有した医師がいないと開業することができないです。この違いは使用できる機器にあらわれ、医療クリニックは医師が在中しているため、施術中に万が一のトラブルが起きても迅速に判断し処置できるため、高出力のレーザー機器を使用することが国から許可されています。

エステサロンは、そのような資格を持っている人がいないため、照射パワーが弱い機器しか使うことができず、万が一トラブルが起きてしまった場合、その場で処置を行うことが難しく、専門の医療機関などに行って処置を受けます。中には医療機関と提携しているエステサロンはもありますが、併設されているわけではないので迅速な対応は難しいです。また、医療クリニックは高出力の機器を使用しているため、施術回数を少なくすることができるので、エステサロンの脱毛コースよりも早く済ませることができるし、かかる費用も安く済ませることができます。自己処理による脱毛には様々なトラブルがつきもので、そのリスクを考えた上で行う必要があります。

最も多いトラブルは「毛膿炎(もうのうえん)」で、間違ったムダ毛処理をしたことにより起こります。不衛生な環境でムダ毛処理を行うと、その処理によって傷ついた皮膚から細菌が侵入したり、広がった毛穴から細菌が入り込み炎症を起こし、環境だけでなく除毛処理の際に使用した器具が不衛生である場合も原因です。症状としては毛根周辺に腫れや化膿などの炎症が起こり、痛みを伴うのが特徴です。

その他にも埋没毛というものがあり、無理な脱毛を行うと発生しやすいトラブルです。毛を剃ったり抜いたりした際に、何らかの原因で毛穴が塞がってしまったり、ムダ毛の発毛のサイクルより皮膚の再生のサイクルが早いと皮膚の中で発毛してしまい埋没毛となります。ほとんどの場合は毛の発育が止まるまで放っておくと自然に排泄されますが、稀に炎症を起こしてしまうことがあり、放っておくとさらなるトラブルに繋がります。

このように自己処理の脱毛には様々な肌トラブルがつきものなので、肌トラブルを避けたい人は、脱毛専用のエステサロンや医療クリニックで行うことをお勧めします。

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